@ohana

日々のこと・お庭のこと・手仕事のこと

コぺルプラスに通い始めた頃のこと

コペルに通い始めた頃は、まず入口に入ることができませんでした。
毎回先生が優しく声をかけてくれたり、興味がわくようなこと(ポケットから指人形を出して遊んでくれたり)
それでゆっくり入口にいざなう感じ。
約10分から長い時は15分くらいかかって入室。
入ってしまえば後は楽しく遊び(?)をこなしていましたが、やはり歌を歌ったり自分の要求を言うなど声を出すことはほとんどできていませんでした。
コペルと契約を結んだとき、先生と今年1年の目標を立てました。
最初は声に出して自分の要求を言えるようになる、とかだったと思います。(←だいぶ前のことで忘れてますm(_ _)m)
50分間に先生がいろいろな種類の遊び道具(←でも子供成長に役立つもの)を出してくれるのですが、
瞬間記憶の時など、早くて見えなかったときは、「もう一回見せて」と言うと見せてもらえるので、少しずつですが言えるようになっていきました。
そして言えた時には先生がたっぷりほめてくれるのです。
続けているうちに個別指導中は恥ずかしながらも(←これは未だに)先生に言葉で何かを伝えることができるようになりました。
たぶん1年はかかりました。
1年が経ってようやく入口で立ち往生することもなくなりました。

2年目には同じ時間帯に通っていたお友達とコミュニケーションのトレーニングをしてみませんか?と先生に提案していただきました。
とてもありがたいことで、お願いすることに。
最初、お友達はいろいろ喋ってくれるんだけど、息子は完全無視。
それが数ヶ月続きましたが、今では一緒に帰りたいと言ったり(口では言わないけど出口で待ってる)お友達がもう1人増えてからもその子とスプラトゥーン3の武器の話をしたり(これを見た時は本当にびっくりしました)、それ一回だけですが。

2年通って分かったことは、長男は新しい場所やひとに馴染むのにかなりの時間(約1年)がかかるということ。

そうなると心配なのは小学校に入った時です。
もしかしたら下駄箱から教室に1人で行かれるまで1年かかっちゃうかも、、、

そうならないように、今から小学校のボランティアで行っているサッカークラブに入れようかなと考えています。

発達障害と診断された時は少なからずショックを受けましたが、早い段階で知ることができたおかげで、このように先回りして対処することがでました。

同じような状況にあるママさんパパさんたちの参考になれたら幸いです。
このことについてはまた気づいたことがあったらお話したいと思います。